事務職の月給がたった7年で2倍になった経験とその方法【年収編】

OL転職

事務職や20代会社員に勇気を与える給料推移を紹介したいと思います。

ここで紹介する給料推移は、私自身の新入社員~29歳までのデータです。

この記事を通してお伝えしたいことは、転職することで「事務職だって40代の平均年収500万円を超える仕事に就ける」ということです。

若いうちに給料が上がれば、自己投資のためにお金を使ったり、早く株式投資を始めることができます。

「事務職だからこんなもん」「日本のサラリーマンはこんなもん」と諦めず、今を変えるきっかけになったら嬉しいです。



新入社員〜転職決意まで

前職は、金融業界の一般職として入社し、書類作成事務を2年間行いました。

いずれは営業事務職がしたいと思っていたところに、「職種を2種類(一般職・営業職)から3種類(一般職・エリア営業職・全国型営業職)に変更し、職種選択するよう」人事通知が出ました。

その人事通知には、「営業事務職はなくなり営業職が営業事務も行うこと」「一般職を選ぶとボーナスが3割カットになる」ことが記載されていました。

月給が少なく賞与が多い会社の一般職にとって、賞与3割カットはかなり厳しい生活へダイブすることになります。。

そして、私がなりたかった営業事務職がなくなるという悲劇に絶望しました。

…ですが、同時にチャンスだと思いました。

書類作成だけをしていても何の成長にもならない、いずれ営業事務職になりたいなら、この会社に居続ける理由はないと転職を決意しました。

ただ、すぐに転職活動はしませんでした。

私はエリア営業職を選び、人事部面談の際に部署異動をしたいと伝えました。

すると私は、ソリューション営業部へ異動が決まり、新規商品を発掘する(お金を稼ぐ)営業職になったのです。

それから10か月間、チャレンジャーな先輩に揉まれながらお金を稼ぐ仕組みを教えていただきます。

営業職は「その契約が会社に利益をもたらすのか意識して行動することが重要」だと学びました。

今考えれば当たり前ですが、社内で契約書しか作ったことのない社会人3年目にとって視野の広がる大きな学びでした。

ただ、やはり営業職ではなく営業事務職がやりたいという気持ちを拭えず、転職活動を開始しました。

転職先の仕事内容

現職は、前職と同じく金融業界の会社です。

念願の営業事務職として入社することができました!

営業事務職は、電話や来社対応・営業先リストや契約書を作る仕事をします。

実際に営業事務職になってみた感想は「営業が数字を上げるために仕事できて楽しい!やりがいがある!」でした。

また、一緒に働く先輩方は営業のために働きながら、日々業務改善していく素晴らしい方々でした。

そんな先輩方のお陰で、営業のために働くだけではなく、業務改善の提案によって会社全体の業務効率を上げることを考えて仕事をするようになりました。

今では、新規事業部を兼務して「何もルールのないところから事務ルールを構築すること」「販促資料の作成や販売促進の方法」を考える業務をしています。



給料推移

大変長らくお待たせしました!

毎日書類作成をするだけの事務職が、新規事業部の事務ルールを構築する事務職に変身すると給料はどうなるのか?

リアルな年収推移をご覧ください。

年齢 月給 賞与 年収何社目 業種役職
2317.989.5304.31書類作成事務
2418.492.0312.81書類作成事務
2521.0→28.0105.0371.01→2営業→営業事務
2629.0→30.0116.0467.02営業事務副主任
2731.0148.8511.82営業事務副主任
2832.0148.1523.12営業事務副主任
2934.0→36.0125.1539.12営業事務+新規事業事務主任
※単位:万円
※ボーナスは会社の業績・コロナの影響を受けて上下しています。

昇給の仕方

ここでは、先ほど記載した「給料推移」の昇給額について紹介していきます。

前職の一般職では年5,000円ずつ、現職の営業事務職では年10,000円ずつ昇給しています。

また、前職で営業職になったときは26,000円昇給、転職によって70,000円も月給が増えました。

さらに、現職の昇格時は役職によって数万円昇給します。

現職の昇給スピードは同年代の中で、真ん中〜少し早いほうかもしれません。

半年ごとの目標をしっかりこなしていけば、平均より少し上の評価をつけていただけます。

ただ、役職が上がるごとに目標難易度も上がるので、達成することは難しくなると思います。

20代の社会人生活について

社会人2年目までの一般職では、できるだけ少ない仕事量で評価をよく見せる先輩、陰口を言う先輩がいて、ストレスが溜まっていました。

有給は取りやすいし定時で帰ることもできましたが、給料も安くやりがいは感じずにいました。

また、社会人3年目の営業職は明るい方が多いものの、利益があまり出ない見積もりで契約を取る営業が多く、尊敬はできませんでした。

さらに、現職に内定をもらったときは高い給料をもらう仕事についていけるのか不安でした。

このように、不安やストレスを抱えながら過ごした3年間でしたが、その不安やストレスにしっかり向き合った3年間だったと思います。

転職後は、今までの不満の多くが解消されて仕事が楽しくなりました。

周りの先輩方は自分の軸を持った常識のある先輩が多く、「給料が高くなるからきつい仕事かもしれない」という予想に反して働きやすかったです。

自分自身に足りていない事がたくさんあり苦労しましたが、先輩たちのように「常識的に考えるとどうすべきか?」判断できるようになりました。

今では先輩の目を気にせず、しっかり意見を伝えて自分らしく働くことが出来ています。

これからも現職に感謝して、懸命に働きたいと思います!

ただし、会社の方針に納得できなかったり、会社が潰れそうだと思ったらすぐに転職を考えます!笑



7年間で給料を倍にできた理由

振り返って考えてみると、新入社員から7年間で給料を倍にできたことは運が大きいと思っています。

とはいえ、①現状の不満やピンチをチャンスに変える行動 ②物事を前向きに捉えること ③客観的に現状を把握すること によって得られた成果だとも思っています。

(①~③については別の記事で記載することにします!)

一生懸命取り組んだことは、一つも無駄になりません。

なぜなら、私が現職に入社できた理由の一つが「営業経験のある事務職を募集していたから」だと部長が教えてくれたからです。

現状を変えるために前向きに行動すれば、絶対に幸運を運んでくれると私は思っています。

決して自分には出来ないと思わないでください。

毎日少しずつ学んで、自分と向き合って、でも時々休みながら、自分の得意を伸ばしましょう!私も頑張ります!

この記事が、今を変えるきっかけになれば本当に嬉しいです。

また、「3ヶ月で今の転職先を見つけた転職術」や「辛い時期を支えてくれる胸が熱くなるアニメ」も紹介したいと思っていますので、是非ご覧いただけると幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

※Quote:https://o-dan.net/ja/

 



コメント

タイトルとURLをコピーしました