仕事において、期日管理はとても大切です。
就業時間内で業務を行うには、期日の短い仕事から片付ける必要があるからです。
事務職がスプレッドシートで期日管理をする場合の便利な機能と具体例を紹介します。
スプレッドシートの条件付き書式を使って期日管理を簡単にしよう
Googleスプレッドシートで管理する業務について、アラートを表示することができます。
今回は、期限の近い業務の日付に色を付けることで、アラートを表示しましょう。
使用するGoogleスプレッドシート機能は『条件付き書式』です。

具体例を使って、説明するね!
複数条件を満たす場合、スプレッドシートの日付に色付けする方法
次の具体例を用いて、スプレッドシートに色付けをしていきます。
営業事務職にとって実践的な内容にするため「条件を2つ」用意しますね。
複数条件の整理・完成イメージ
例えば次のような2つの条件を満たす場合に、日付に色付けします。
「お客様から注文あり」かつ「対応期日が30日以内」になったら日付に色付けしてみましょう。
次のとおり噛み砕いて、スプレッドシートに表現していきます。
本日が2022/3/27(B1セル)のとき、次の2つを満たしたら日付に色を付ける。
・D列の注文有無が「注文あり」
・A列の対応期日が「本日から30日以内(~2022/4/26)」
▼完成イメージはこちら


7つの手順で
設定の仕方を説明するね!
条件付き書式の設定の仕方
手順1.A4~A●●を選択します
手順2.表示形式にカーソルを合わせます
手順3.条件付き書式を選択します

手順4.「範囲に適用」を確認
手順5.「セルの書式設定の条件」は、カスタム数式を選択
手順6.「セルの書式設定の条件」は、次の数式を入力する
=and($A4-today()<=30,$D4=”注文あり”)
手順7.「完了」をクリック


まとめ!
今回は、次の具体例を用いて条件付き書式の設定について説明しました。
「2つの条件を満たす場合に日付に色を付ける」
まずは条件(表現したいこと)を細かく、噛み砕きます。
噛み砕いた条件を数式で表現することで期日管理をすることができます。
<表現したいこと>
「お客様から注文があり」かつ「対応期日が30日以内」になったら日付に色を付ける
↓
<条件1>と<条件2>の両方を満たす場合に日付に色を付ける
<条件1>
お客様の注文がある場合は色あり
お客様の注文がない場合は色なし
<条件2>
期日が、本日から30日以内(~2022/4/26)なら色あり
期日が、本日から31日以降(2022/4/27~)なら色なし

条件付き書式を使って
業務効率をアップしよう!
数式の詳しい解説は後日、追記しますのでお待ちください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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